雨ニモ負ケズ煤ニモ負ケズ

7月に入り梅雨もだいぶ佳境に差し掛かってきたのでしょうか。梅雨前線が最後の抵抗のように彦根上空を襲っております。日に日に暑くなっているので皆さん体調管理に気をつけましょう。


さて少し遅くなりましたが6月23日に行われた定例の白谷調査についての報告です。今回も通常通り教科書調査、古文書調査、そして民具班は・・・掃除でした。


この掃除・・甘く見てはいけません。

吊り天井の上に埃が5センチほど積もっていたそうでその掃除のために市川先生と多くの学生がその餌食となってしまいました。

民具班の方々が格闘している中、教科書班・古文書班はいつも通り黙々と作業を進めていた・・・わけではありません。ここにも5センチの埃の弊害が降りかかってきました。


我々が作業している場所の真上に件の吊り天井があるので・・・当然上から煤・埃が襲いかかってくるわけで・・・。気がついたらキーボードが真っ黒・・・なんてこともありました。原因は不明ですが天井の一部が割れてそこからも数多くの煤が侵入してきました。しかし上で頑張っている勇者の方々のご苦労を考えると我々が文句を言えるわけがありません。多少の煤・埃なんて気にしないように・・・たとえ腕の上に黒い塊が落ちてきたとしても・・・粛々と作業を進めていたのですが、今回は苦戦しました。我らがエースの武田先生が大苦戦(めんどくさそうな教科書を押しつけた我々にも責任の一端はあるわけですが・・・)。しかし苦戦するということは裏返せば貴重な教科書に巡り合えているわけです(教科書が古いほど苦戦することが多いので)。


調査が終盤になると毎度おなじみの番号食い違いが発生します。今回は完全に僕の責任でした(汗)

そんなこんなで参加した人数は前回よりも多かったのですが調査が終了した教科書数は前回と同じでした(汗)。もっともっと己の技量に磨きをかけねばと再確認しました。


7月の調査ではもっと作業効率があがりますよーに。面白い教科書に巡り合えますよーに。I先生がおやつタイムのポテチを我慢できますよーに。以上を七夕のお願いとしたところで、今回はこのあたりで・・・。広報の池田でした。